「道しるべ」の思い
お見送りの簡素化
昨今、お葬式事情は核家族化した時代の流れなのか「家族葬」が多くなりました。また、通夜と告別式の二日間に渡る葬儀ではなく、一日だけの葬儀や、死亡後にご遺体をそのまま火葬場に運んでお別れという「直葬」も増えています。
今までは教会やお寺に宗教としての長年の厚い信頼が結ばれてきましたが、最近は教会やお寺の存在感が薄く感じるのも、さまざまな価値観が混在した時代になってきているからかもしれません。
信仰を伝える大切な時間
葬儀や霊祭は「縦の伝道」の大切な契機。葬儀を執り行うなかで、故人がどんな思いで生き、信仰してきたのかを次の世代に伝え、遺族の子孫に信仰をつなぐ機会でもあります。また、信者家族が集う教会には宗教的ケアの役割も大きく、遺族の悲しみを癒す〝真実の祈り〟と、先祖の霊をお守りする〝誠実な祈り〟がそこにはあります。
私共「道しるべ」に、葬儀という大切な時間、空間づくりをお手伝いさせていただければ幸いです。